2016年09月05日

☆水彩絵具について☆

こんにちは!カワチ画材・東急ハンズ三宮店のみやこです黒ハート
あっという間にハンズメッセも終わり、秋の気配がかわいいスケッチ日和になってきましたね〜アート

そんな中、いつもお世話になっている画材メーカーのホルベインさん(http://www.holbein.co.jp/)にお邪魔して、水彩絵具について講義を受けてきましたひらめき
(弊社スタッフの為に画材勉強会の機会をいただきましたm(_ _)mありがとうございますexclamation)

教えていただいたことをまとめてみますので、よければ絵を描くご参考にして下さいひらめき

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

まず、全ての絵の具は【色の粉(顔料)】+【糊】で出来ています。
色の粉だけでは紙やキャンバスなどの画面に定着しないので、糊が必要になります。
この【糊】の部分の違いで、絵具の性質が変わってきます。
例えば、【糊】が油なら…油絵具、【糊】がアクリル樹脂なら…アクリル絵具という具合です。

では水彩絵具の【糊】は?それは『アラビアゴム』です。
0000000226322.png
http://www.kawachinetshop.jp/shop/shopdetail.html?brandcode=000000022632&search=%A5%A2%A5%E9%A5%D3%A5%A2%A5%B4%A5%E0&sort=
これは北アフリカスーダンに生育するアカシア科の樹木の樹脂。
なぜこれが水彩絵具に使われているかというと、特徴として
・透明性が高い
・安定性に優れている(紫外線・酸化に強い、のりとして長期間保たれる)
・安全である(薬の糖衣などにも使われている)
という点があるからです。
(ちなみに、学童用水彩絵の具(いわゆるマット水彩)は、また別の材料が使われています。今回は専門家用水彩絵具について書きますね)

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水彩絵具の中に含まれているものは…
・顔料(色の粉)
・アラビアゴム(透明水彩絵具の場合約30%、不透明水彩(ガッシュ)の場合約10%の割合)
・グリセリン(柔軟剤・アラビアゴムだけだと硬くなるので)
・防腐・防カビ剤
・界面活性剤(水はじきの良い紙の表面張力を下げて、塗りやすくする)
 ホルベインさんの水彩絵具は、界面活性剤が少なめなんだそうです。
 その分やや塗りにくくはなりますが、色鮮やかな発色になるそうです。
 界面活性剤多めのメーカーさんのは、塗りやすい(紙への吸い付きがいい)けれども発色が
 ややぼけてしまうという面があるようです。

透明水彩と不透明水彩(ガッシュ)の違いは、顔料とアラビアゴムの分量の違いです。
透明水彩は顔料少なめでアラビアゴム多め、ガッシュは顔料多めでアラビアゴム少なめです。
ガッシュにアラビアゴムを追加することによって、透明水彩にする事が出来ます。

参考:ホルベイン水彩ページ
http://www.holbein-works.co.jp/watercolor.html

なんだか長くなってしまいましたので今回はここまで!
次回は水彩用のメディウムについて、まとめま〜すアート
ちょっとかしこくなったような気がするみやこでした手(チョキ)
posted by ミヤコ at 11:43| Comment(0) | 水彩絵の具
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