2016年09月07日

☆水彩絵具用メディウムについて・その1☆

こんにちは!カワチ画材・東急ハンズ三宮店のみやこです。
前回のブログで水彩絵具について書きましたが、今回は水彩絵の具用のメディウムについてですアート
メディウムというとアクリル絵具用のものがまず思い浮かびますが…
水彩絵の具用にも色々な効果の出るメディウムがあるんです!
PHOTO117.JPG
ホルベインさん(http://www.holbein.co.jp/)に教えていただいたメディウムを紹介いたしますね〜

☆アラビアゴムメディウム(アラビアゴム+グリセリン+防腐・防カビ剤+水)
コレは透明水彩絵具に使われているメディウムそのものです。
つまり、好きな顔料と練り混ぜると自作の水彩絵の具が出来るのです!
(顔料は店頭扱いしていませんのでお取り寄せになります)
ガッシュ(不透明水彩)に混ぜると透明水彩にする事が出来ます。
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下半分がメディウム使用です。数滴でだいぶ透明感が出ますね!

☆ウォーターカラーメディウム(アラビアゴム+防腐・防カビ剤+水)
絵具の伸びが高まり、色合いが深まります。粘度が低いため、細い線も描きやすくなります。
透明性が高くなるため、色を重ねて塗るときに効果を発揮します。
使いすぎると乾燥が遅くなり、画面につやが残ってしまいます。
PHOTO066.JPG
下半分がメディウム使用です。重ね塗りするともっと分かります。

☆オックスゴール(牛の胆汁液+防腐・防カビ剤)
いわゆる界面活性剤です。絵具のはじきを抑え、紙へのなじみを良くします。
ぼかしやたらしこみの技法に効果的です。
絵具に数滴混ぜるか、事前に水で薄めたものを紙に塗布しておきます。
PHOTO067.JPG
下半分がメディウム使用です。すっとなじみます!

☆マルチサイジング
オックスゴールとは逆に、紙の吸い込みを抑えます。(いわゆるドーサ液)
にじみの強い紙に事前に塗布することで、にじみにくくします。
等量〜2倍の水で薄めて刷毛などで紙に塗布して下さい。
1日程度乾燥させてから制作して下さい。
PHOTO070.JPG

水彩紙には、もともとこのサイジング液がある程度塗布されています。
(紙の種類により程度は異なります)
紫外線や湿気でこのサイジング液は劣化してきます。
昔に買った水彩紙で描いてみたらにじみの様子がおかしい…というのはこのせいです。
(紙が風邪を引く、といいます。)
その場合、このマルチサイジングを塗布することで、ある程度復活します。
一番いいのは、購入した用紙はビニールに入れて光の当たらないところに保管することです。
スケッチブックタイプでも同様です。

長くなってしまったので今回はここまで!
次回はマスキングインクなどを紹介します〜!
みやこでした手(チョキ)

参考:ホルベイン水彩ページ
http://www.holbein-works.co.jp/watercolormedium.html
posted by ミヤコ at 19:55| Comment(0) | 水彩絵の具
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