2016年11月03日

♪油絵具について〜どうやったら速く乾く?その2〜♪

こんにちは☆カワチ画材・東急ハンズ三宮店のみやこです。

前回は『油絵具を早く乾かすには温度を上げるのが一番!』というお話でしたが、
それ以外にも油絵具に使える「乾燥促進剤」がございますのでご紹介しますかわいい

まずは「シッカチフ」。
PHOTO131 (2).JPG
酸素を取り込む働きを促すことで、乾燥を促進します。
ペンチングオイルなどの溶き油と混ぜたり、油絵具に直接練りこんで使います。
注意:混ぜ過ぎると、絵具の表面と下層で乾燥速度のバランスが崩れてしまいます。
特に厚塗りの場合は、表面だけ乾燥して膜を作ってしまうと、下層まで酸素が取り込めなくなって乾燥しづらくなってしまいます。
亀裂・皴よりの原因となりますので、用量を守ってご使用下さい。
溶き油に混ぜる場合=30%まで、油絵具に直接練りこむ場合=10%まで、です。
透明な「シッカチフブラン」は乾燥促進が穏やかで使いやすいタイプ。
褐色の「シッカチフクルトレ」は強力なタイプ。乾くと色は淡くなりますが、白色絵具の場合はシッカチフブランの方がよいでしょう。

もうひとつは速乾性メディウム。店頭には「ラピッドメディウム」をご用意しています。
PHOTO132.JPG
こちらはアルキド樹脂を加工した単色のメディウム。
かなり早い時間(数時間)で指触乾燥(完全に乾いたわけではないが、指で触れても絵具がつかない程度に乾いた状態)に持っていくことが出来ます。
シッカチフと違って、混ぜる量に制限はありません。
1:1の割合かそれ以上混ぜると効果が顕著です。
淡色なので白色絵具にも問題なく使えます。
やわらかくするときはペトロールやテレピンを混ぜて下さい。
光沢があり、強靭な塗膜を作ります。
ただし、塗膜が固く柔軟性がないため、キャンバスをはがして丸めたりなどするとひび割れることがあるので注意が必要です。

いかがでしょうか?文字だけでは分かりにくいかもしれませんが、ぜひ実際に色々混ぜてみてご自身の制作にあった分量を見つけてみてください!

次回は色々種類があってどう違うのか分かりにくい「ホワイト」について書きたいと思います〜。
みやこでしたexclamation×2
posted by ミヤコ at 17:10| Comment(0) | 油絵具
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