2016年11月13日

☆油絵具について〜色々なホワイト・その1〜☆

こんにちは!カワチ画材・東急ハンズ三宮店のみやこです。

油絵具についてお話しておりますが、今回はいろいろなホワイトの絵具について。
・・・ん?ホワイトって白い絵具でしょう?種類なんかあるの?・・・と、思いますよねあせあせ(飛び散る汗)

実は、こんなにいろいろなホワイトの絵具があるんですexclamation
店頭で取り扱っているホルベイン油絵具のホワイトを並べてみました。
PHOTO066.JPG

う〜ん、いっぱいあってどう使い分けるのか分かりにくいですねあせあせ(飛び散る汗)
ひとつひとつ特徴をみてみましょう。


☆パーマネントホワイトEX&SF
迷ったらこちら!下塗りから上塗りまで安心して使えるホワイトです。
黄みで透明性の少ないホワイト。
適度な着色力と隠蔽力(下の色を覆い隠す力)があり、混色用、上塗り用に適しています。
EXとSFの違いは、絵具を練るのに使われている油の違いです。
EX=サフラワーオイル使用・SF=ポピーオイル使用
サフラワーオイルの方が安価なため、パーマネントホワイトもEXの方が値段が安くなっています。
では、SFを使うメリットは何かあるのか?・・・とホルベインの方に聞いてみたのですが。
・・・な、なんと「特にない」そうです。えーーっ!?
ではなぜわざわざ高いSFがあるのか?というと、日本では昔からポピーオイルの方が人気があり使っている先生も多いのでよく売れるとか。逆にサフラワーオイルは画溶液としての知名度があまりなくて売れないそうです。
なので、ポピーオイルにこだわりのある方でなければ、安価でほぼ同じ効果の得られるパーマネントホワイトEXをおすすめいたします手(チョキ)


☆チタニウムホワイト
とにかく白!という場合はこちら。黄みで不透明性の強いホワイト。
着色力と隠ぺい力が強く、上塗り用に適しています。
ハイライト表現や塗りつぶしに。
少し混ぜただけで途端に白っぽくなってしまうので混色には向いていません。
他の混ぜたい色がたくさん必要になってしまいます。一般的にホワイトの方が安いので、もったいないですね。


☆ジンクホワイト
美しい白!上描き専用。
青みで透明性があるホワイト。着色力と隠ぺい力が弱く、仕上げ時の混色用に適しています。
亀裂や剥離の原因となりますので地塗りや下描きには使用できません。
美しいグレーが作れるので根強い人気のあるジンクホワイトですが、扱いには注意は必要です。
含まれている亜鉛華という成分によって、上に塗った絵具を剥落・亀裂させてしまいます。
そのため、下塗りには絶対に使用しないでください。
また、ジンクホワイト以外にも亜鉛華の含まれている絵具がまれにあります。
その絵具も同じように上に塗った絵の具を剥落させますので注意しましょう。
慣れていない方はあまり使用しないほうがよいかもしれません。


長くなりましたので今回はここまで〜。
次回はまだ紹介できていないホワイトをご紹介いたします。
みやこでした!
posted by ミヤコ at 16:11| Comment(0) | 油絵具
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